書籍・雑誌

考えるヒットと嵐

週刊文春で連載中の近田春夫さんのエッセイ。
今週号には嵐とジェロの新曲について触れられてます。

父上がたまに買う雑誌。

それに嵐出てるよーと言われたので、読んでみた。

なーんか納得したのが、
「昔の嵐じゃなく今の嵐だからこそはまる魅力」うんぬんのくだり。

確かに。

私は別に好きなタレントがいるわけじゃないんだけど、
割とジャニーズには抵抗はない方で、
中学時代は友達の教えで当時のジャニーズJr.はかなり知ってて、
タッキー&翼までならデビュー組全員の名前と顔は一致するし、
おもしろい番組も多いので、
ジャニーズが出てる番組も気づけば結構見てた。
(「学校へ行こう!」とか「鉄腕ダッシュ」とか…)

嵐も、
そんな好きでも嫌いでもない、
TVで見ても嫌じゃない、
ってくらいのジャニーズのタレントさんの中の一グループで、
まぁ、年が同じくらいなので、
「同世代がんばれ!」ぐらいの感情しかなかった。

でも、一昨年くらいから露出が増えてきた感じで、
「最近、がんばってんなー」と思うようになって
改めてちょっと真面目に曲聞いたり、番組とか見てみると
なんかすごいいいなーと思えて、
気づいたら家族ではまってた、と。

嵐って、ちょうどジャニーズJr.黄金期といわれた頃の、
そこら辺にいそうな子らが、キラキラスマイルで毎週テレビに出て、
無駄にアイドル~な、あの感じと同じ匂いが未だにする。

実際はどうか知らないけど、「楽しそう」に見える、見せてるところが。

でも、違うのは
デビュー当時のつくられた感たっぷりの雰囲気と、
(少なくとも私にはそう見えてた)
今の自分たちの意志でアイドルやってんぞ!的な雰囲気。

なんか今の嵐は心と体がしっくりきてる感じ。

実際、嵐についてはデビュー前からデビューしたてぐらいと、
つい最近くらいしかよく知らないので、
一体いつからそんなプロ意識が芽生えたのかはわからないんだけど、
数年ぶりに注目してみて、その雰囲気の違いに驚いたんです。

それは嵐自身が10代から20代半ばになってきて
プロとして進化してきたってことなのかな。

最近は、アイドル自体が高齢化してきて、
10代のアイドルは若さで薄っぺらさはごまかせても、
20代以上のアイドルはそうもいかないだろうし、
そういう「20代30代のアイドル」がどうあるべきかみたいな課題が
アイドルさんたちにはあるんじゃないかなーと思うんだけど、
嵐はその課題を自分たちなりにうまく消化して、
「20代のアイドル」を実にうまくやってるなと思う。

ともかく
そんな「プロ意識」を感じさせるところが、
私自身、同世代なのにすごいなーと嵐に抱く尊敬心でもあり、
今の嵐にはまる一因でもあるんです。

そんなこんなで近田さんの
「最近、嵐が気になるんです」発言にすごく共感したのでした。

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FREE STYLE

嵐・大野智が10年間取り組んできた創作活動。

絵、フィギュア、工作…

その作品、過程、思いをまとめた一冊

なんて、言うんですかね。

全部目を通したんだけど、

今ね、なんかすごい胸がいっぱいで手が震えてるんですよ。

テレビでちらちら見たことのある大野くんの絵が結構好きで、
個展とかやったらおもしろいのになぁ~、
絶対見に行くのにな~、
と思ってたら、今年に入って、
個展開催!
しかも作品集まで出しちゃうよ!
っつって、
ま~じで夢かと思いましたよ。

んで、これは買いたい!
と思って、買ったわけです。

でもね、

予想以上の一冊でした。

すごいな~、大野智。すごい。まじで、すごい。

アイドルだし、どうせ中途半端に作品とか載ってるだけかな、
とか思ってたんだけど、
結構ちゃんと作品が主役の作品集で(当たり前か)、
しかも、テレビでチラッと見たことある作品の印象よりも、
何倍も迫力があるんだよね。
満足!大満足!

好きなのは、
板かなんかに描いたっぽい男の顔の絵、
(密に描いてるとこと、サラッと流してるとこのバランスが)
国会議事堂前を走るリーマン風の男の絵、
(珍しくほんわかした線がいい)
あと、フィギュアさんたちも
単品だと気持ち悪いんだけど、
何個か並ぶと不思議なリズムが生まれておもしろい。
(特に見開き全員集合的なページは見ててあきない)

あと、一番のツボは、
すごい楽しそうなロボット。
なんかすんごい人間的で、笑えた。
おまえ、こっち見んなよ!って言いたくなった。

それと、メイキングもおもしろい。
こうゆうのってどうやって作るんだろ、って
すんごい気になるし。
顔型は「大惨事!」な状態だったんだね。
体張ってるな…。

しいていえば、
絵とかオブジェの脇に、
使った材料とかが書いてあるとよかったのに。
パステルとか、水彩とか。
まぁ、がんばって見れば、わかるものもあるけど。

んでまぁ、全編目を通してみての感想なんだけど、
大野くんの作品に
なんだか不思議なエネルギーがあるのは、
「作るのが好き、だから作る」っていう単純な感情が
途絶えないで、そこにあるからだと思った。

好きだから、がんばれるじゃん。

てゆうか、好きだったら、がんばりたいじゃん。

ていうプライドが伝わってきた。

ただの作品集だと思ったら、
すごい強烈なメッセージ本だった。

なんだか、勇気付けられた。

自分も、好きだったら、もっとがんばろう、と思った。
…それは、アートじゃないけどね。

何回も言うけど、
すごいよ、マサルさーーーん。
あ、いや、サトシさん。

余談ですが、今年90歳になるうちのじいさまも
長年作りためてきた版画とかの作品集を、
(言葉通り)一生の思い出に、出そうかということになってます。

人里離れたアトリエで、
意味のわからないガラクタを前に
目を輝かせて、あれやこれややってるじいさまを
小さい頃から、何度か見てきたけど、
何だか、似た匂いがするんだよね。

あのエネルギー、すごいわ。

…じいさまの画集も、出たら金出して買うか。

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地球家族、地球の食卓

地球家族 ―世界三十か国のふつうの暮らし―
ある家族の家にあるものを全部外に並べて、写真に撮る。
それだけなのに、その国の、その家族の暮らしが見えてくる。
ルポタージュ。

地球の食卓 ―世界24か国の家族のごはん―
地球家族の続編。
今度はある家族の1週間分の食材を並べて、写真に撮る。

この前、部屋を片付けてたら、使ってない図書カードを発見したので、
本屋の写真集コーナーで物色して、これ買ってキマシター。

もともと「地球家族」の方はうちにあったので、
今回買ったのは「地球の食卓」の方。

どちらもおもしろい。

地球家族の方は中学校か高校の資料集に一部出てて、
幼いながらに衝撃だった。

ありえない長さのソファーが並ぶクウェートの家族。
砲弾で壊れかけた家に住むボスニアの家族。
極寒の中に家具が並ぶロシアの家族。
家具のほとんどないエチオピアやマリの家族。

同じ地球の家族でも、こうも環境が違うのかっていう衝撃と、
それでもみんな“生きている”っていうエネルギーを感じる本。

地球の食卓の方は、それよりはもう少し気楽に見れる感じ。

一番のツボは、トルコ人家族のエピソード。
「1週間に食べるパンは32本、ただ撮影中に家族が食べてしまったので、実際に写真の中にあるのは30本」
トルコ人らしい。あの人たち、パン大好きだもん。

それぞれの国の家族がどういった食材にいくらぐらい費やしてるのかもわかるから、自分の食生活を見直すきっかけにもなるよね。飽食だわ、我が家って。

今度は“世界の衣服”なんて企画も見てみたいな~。

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