神様とその他の変種@下北沢本多劇場
カーテンコールでオープニング。
感想作成中です。
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火星に移住した人間たちと彼らとともに生きるパイパー。
それから1000年後。
火星ではパイパーが暴れ、人間たちは逃げ回っていた。
パイパーたちの目的は?
この1000年間に何があったのか?
人間の記憶を記録してきた「石」を使って、
その謎を解き明かしていく。
@シアターコクーン
仕事をどうにか切り上げて、
劇場に駆けつけ、
席について瞬間に開演となった。
今年最初の観劇です。
いやー、もう舞台セットがハリウッド映画かってくらい
豪華で素敵でした!!!
本当にそこに荒涼とした火星の大地があるような、
姿は見えないけど、暴れ狂うパイパーが存在するような、
舞台上後ろ半分のスケールの出し方が上手いな~って感じた。
それと、石を使って「今」と「過去」を行き来するときの
「今」と「過去」の切り替わりが見事。
舞台を見てるとき、
からくり箱みたいな場面転換に弱いんだけど、
この舞台もそんな驚きとわくわくをたくさん感じることができて
おもしろかった。
設定上、8歳の大倉さんは、
体がでかすぎて、ちっとも8歳に見えないところが、
たぶんシュールで笑いどころなんだと思うけど、
宮沢りえさんが30過ぎのお姉さんから4歳児に急に切り替わるところは、
本当に4歳児に見えてきて、すごいな~と思った。
そして、その傍らで松さんがそれまでたよりない妹だったのに、
荒波をくぐって生きてきたたくましいお母さんにスッと変わる。
最新号の演劇ぶっくの特集じゃないですが、
日本にはいい女優さんがいっぱいいるな~と感動した
瞬間でした。
1年のスタートにぴったりのスケールのある舞台でした。
今年もたくさんいい舞台に巡り合えますように!
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あらすじ・・・なし!
女性たちの女性たちによる女性たちのためのコント!・・・っです!
@下北沢本多劇場
くだらない。
見終わった後に驚くほど、何も残らない。
ただただ、その瞬間がおかしいだけ。
そんな満足感を生む、不思議な舞台。
もうノンストップで笑ってました。
そして、今回の舞台を見に行った目的が
ドラマや舞台で見るたびに、脇なのになぜかすげえ気になる
峯村リエさん。
初めて、彼女を見るために舞台を見に行ってみました。
いやぁ、圧倒的な存在感。
荒川良々さんと並んでまるで双子のようって
それって女としてどうなの?って疑問に思ったりもするけど、
そんなデッカさがおもしろくて大好きです。
あと、おもしろかったのは、
40過ぎで女たらしなのに、すごい馬鹿で、牛角を「ぎゅうかど」と読んじゃう
池田さんと彼から離れられない歌舞伎町の保母さんの話。
映画の番宣に行った荒川さんを待ち受ける、
放送中だけ無意識になまる、カンペもなまる仙台放送のみなさん。
などなど。
腹がよじれました。
また見たい!
今度行く時はもう少し腹筋鍛えてこう。そうしよう。
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全盛期には、日本を代表するロボットメーカーだった「アサヒロボット」は、
ロボット政策の転換により、
今は大手メーカーの下請け工場となっており、
工員たちはベルトコンベアに乗った部品をひたすら組み立てていた。
そんな工場に戻ってきた先代の息子コテツ。
彼の素人目線のふるまいが、工場に新しい風を吹き込んでいく。
@東京グローブ座
いやー、見てきました。いのっち×ヨーロッパ企画。
グローブ座は縦長で客席がこじんまりとしていて、
大きさの割に舞台との距離が近い感じがした。
お芝居自体は、うーーん。期待していた程ではなかったかな、という感じ。
というより、かなり期待値を高く設定していたので、
あれ!?案外・・・というようなところ。
一番の要因は、人が多過ぎなところ。
そのせいで、もうちょっと魅力的に描けるはずの人物たちが、
描ききれないまま最後までいってしまった感じでした。
群像劇なのはわかるんだけど、だからって無理にいっぱい出さなくても
いいんじゃない!?って感じだった。
全体的に登場人物は半分くらいでもよかったかもね。
でも、やっぱりいのっちは東京湾岸の雰囲気がよく似合う。
八潮団地しかり、昭和島しかり。
そんなことを再認識した日曜の午後でした。
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小学生のときの友達、鉄彦がその時のまんまの姿で
しがない大工ジュラの前に現れた。
おりしも、ジュラは近所の仲間たちと組んでいる劇団の方向性を
悩んでるときだった。
久しぶりに再会した鉄彦は、当時のまんまのキラキラした目で、
ジュラの失いかけていた夢や希望を思い出させてくれた。
でも、ひとつだけジュラの心にひっかかっていることがあった。
そう、この鉄彦は十数年前の電車事故で死んだはずなのだから。
@青山円形劇場
劇団鹿殺し。
名前の気になっていた劇団の一つでした。
「今日、鹿殺し見てくるわー」なんて家族に行ったら、
ちょっと心配されそうですよね。
物騒な世の中です。
その鹿殺しが私の大好きな円形劇場に初進出!
これはもう見逃せないでしょう。
ということで、見てまいりました。
正直、最初の10分はあんまりおもしろくなくて、
ピンとこなかたんだけど、
最後まで見てみるとおもしろかった。
なんか誰も悪くないのに、というか、誰もがちょっとずつ悪くて
でも、それに気付かなかったり、気づいても直せなかったりで
友達関係が上手くいかない小学生時代の甘酸っぱさ、みたいなものを
思い出しました。
鉄彦が絵本に出てくる少年って感じでかわいかった。
ちょっと声が枯れ気味だったのが、惜しい感じだったけど、
そのおかげで決め台詞「ポッポー」のかすれ具合が、いい哀愁を出してました。
また、劇中の歌もほろり心を誘う感じで、いい切なさ加減。
また次回公演も見に行きたいかな。
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亡者の積み石を崩すことが仕事の賽の河原の鬼の話
『賽の河原で踊りまくる「亡霊」』
人のやさしい夫婦と出所したばかりの青年の話
『やさしい人の業火な「懐石」』
見る者を麻薬のように魅了する
不思議な隕石を拾った天文マニアのと男の話
『瞬きさせない宇宙の「幸福」』
人にはとても言えない
見合いで結婚したばかりの妻にももちろん言えない
そんな変わった笑い方を持つ男の話
『東の海の笑わない「帝王」』
@三鷹市芸術文化センター
以前見たウラノスに出てた岩本さんが気になっていて
いつか見てみたいと思ってたイキウメの舞台。
念願かなって見に行ってきました。
いやもう、大正解でした!
久しぶりに声出して笑っちゃいました。
といっても、貪欲に笑いを狙ったようなしつこい感じではなく、
全体的にスマートでそつのない印象。
無表情で大真面目な顔をして
おもしろいことをいっちゃうような、そんな感じ。
大好物です。
お話が好きで
役者さんも好きですね。
ちょっとタイトルが凝り過ぎてるのが唯一気に食わないですが、
次回作もチェックしようと思う劇団がもう一つ増えました。
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『世間の奏でる音楽とは、どこかずれてしまう人。
そんな人たちを僕は「シャープさんフラットさん」と名付けよう。』
劇作家のけむり。
彼女にはDVをふるってしまうし、劇団員とはうまくいかない。
昔から世間とは折り合いがつかず、
それを悲観しようとしても、おかしな妄想に発展してしまう。
彼もまたシャープさんフラットさんの一人。
バブル期の日本。
逃げ込んだサナトリウムでも、世間とのずれに悩まされていた。
@下北沢本多劇場
この作品は2チーム制。
当初は好きなキャストがブラックさんに固まっていたので、
ブラックさんのみ見に行くことにしてたんだけど、
これが期待以上に面白く、結局ホワイトさんも見に行っちゃった。
ので、感想は2チームに分けて書きます。
★感想:ブラックチーム編★
(大倉孝二、犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、長田奈麻、植木夏十、喜安浩平、大山鎬則、廻飛雄、柚木幹斗、三宅弘城/小池栄子、坂井真紀、住田隆、マギー)
ブラックチームは、ブラックな笑いの切れ味抜群。
特にけむり&赤坂の掛け合いが最高だった。
“イナイッス・トマト作「全身アザ類」”とかくだらなすぎる。
終盤の意識のない人ネタもじわじわくる。
赤坂役の峯村さんは以前とあるドラマで見て以来
気になっていたので、実際見れてよかった。
赤坂のキャラがまじで好き。
この話では、けむりの笑えない妄想ネタに唯一乗れるのが赤坂。
彼女もまたけむりと同じくらい笑えない妄想で、笑えちゃう人。
不謹慎だと思う自制心<笑い、な感じ。
そんな非常識さんが、常識さんたちに置いてかれる不憫さや切なさが
この作品の大きな流れなんだと思うのだけど、
どうもブラックさんたちの舞台では笑いの切れ味が良すぎて、
しんみり話に共感していくというより
ひたすらテンポよく笑いを楽しんでしまう。
テーマによっては重くも軽くもできるような感じですが、
ブラックさんの舞台はひたすら軽い。
私は好きです。この軽さ。
軽くて、見終わったとちょっとチクっとくるような。
配分が絶妙かな。
☆感想:ホワイトチーム☆
(三宅弘城、松永玲子、村岡希美、廣川三憲、新谷真弓、安澤千草、藤田秀世、吉増裕士、皆戸麻衣、杉山薫、眼鏡太郎、大倉孝二/佐藤江梨子、清水宏、六角慎司、河原雅彦)
ブラックチームに比べると、ホワイトチームは
切れ味はない。
役者さん個々のオーラも小さい。
でもそのいい意味での「平凡さ」が
「世間とのズレを戻せない人間の悲哀」みたいな
この作品本来のテーマを呼び戻せたんだと思った。
ブラックさんが
ヒューマン<ギャグ、だったのに比べて
ホワイトさんは
ヒューマン>ギャグ、って感じ。
その配分はどちらが正しいとかではないんだけど、
同じような脚本でも出ている人が違うだけで
そのバランスが変わり、
全く毛色の違う舞台になるんだな~という
当たり前で今さらなことを
発見したのでした。
役者さん個々でいうと、
断然ブラックチームの方が面白いんだけど、
意外や意外、見終わって
心にじーんとする温かさが残ったのはホワイトチームの方。
だからどっちも好きだ。というのが結局のところ。
ともあれ、ほぼ同じ脚本を2チーム制で見比べる
というのはなかなか楽しいことで、
今後もこういう舞台があるときは最初からお得なセット券を買おう、
というのが、今回の主な反省でした。
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遺産がころがりこんできた。
自分を変える旅にでたトニーだが、世の中はうまくいかない。
散々な目にあったあげく、出会った若者、ジャック。
彼の一世一代の大ばくちに、
トニーも自分の人生をかけてみることにした。
そして二人の運命は・・・
@世田谷パブリックシアター
この夏の楽しみ、魔王が終わってしまってどうしよう、なところに
魔王にも出演した田中圭くんが出る舞台があると知った。
しかも共演は仲村トオル。
・・・嫌いじゃない。むしろ好き。
ってなわけで、どんな話かも知らずに見に行くことに。
というわけで、洋物だってことすら知らずにいったものだから、
最初仲村さんが娘を「ジュリエット!」って呼んだ瞬間に噴き出しそうになってしまった。
ごめんなさい。
しかも、洋物はその世界に共感するのに時間がかかって、
下手すると最後まで世界観に馴染めないまま芝居が終わってしまったりするので、なんだか苦手。
この芝居も序盤なかなか独特のオーバーリアクションとセリフ回しに
馴染めずにいたんだけど、終盤はグッと引き込まれて、
終わってみると、満足感のある舞台でした。
舞台が縦長で、それ自体が小道具になったり、
意外なところが出てきたり、抜けたりするのがおもしろかったし、
ライティングも無駄なく、決めることは決めるみたいな効果的でよかったし、
何より、タイトルに音楽って入ってるだけあって、
音楽がよかった。
というか、クラシックの曲って流れるだけで、芝居に厚みが出るというか、豪華になるっていうか、曲自体にすごいエネルギーがある気がする。
この舞台ではそういったクラシックの曲が多用されてて、
しっかり芝居を盛り上げてました。
芝居は、つい先日まで知的な秘書役をしていた田中くんが
無鉄砲でガラの悪い若者役ということで、そのギャップに驚いた。
引き出しあるなぁ。
あと、これから行く田中くんファンには朗報?
舞台上で生着替え&半ケツが拝めます。
かなり長いこと、舞台上でさらし続けます。
かくゆう私は「なんだ半ケツはトオルじゃないのね、残念
」派ですけど。
個人的には、三上市朗さん演じる見張りのおじさんが好きでしたね。
心温まる存在というか。
芝居が進むにつれ、
「どうやって終わらせるんだろう、この話」というくらい
ゴールの見えない話なんですが、
そこは現代アメリカ文学。
終わらせるにはこの方法しかないっていう方法で終わらせてくれました。
裏切らないね。
久々に真面目な話の舞台で、満足感を得られたので、
なんだか今日はいい日です。
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梅田宏明
二見一幸
Co.山田うん
三組によるまったく色の違うコンテンポラリーダンス作品集
@新国立劇場の小劇場
ダンスを見に行くのは2回目かな?
いつも舞台を見に行くときは、内容もさることながら、
会場とか、どんなお客さんの層なのかとかも楽しみで行くんですが、
ダンスの公演はやっぱなんか違う、気がする。
実際やってらっしゃる方が多いのか、皆さん姿勢がいい。
んで、ちょっと体にぴったりした服を着てる人が多い、気がする。
マイナーなクラシックコンサートとか行くと、
いかにも普段実際にやってます的な方が多いのと似てる。
芝居は実際やってる人がお客さんとして多いという感じはないので、
その違いがおもしろい。
て、前置きが長くなりましたが。
今回の公演、内容は、三組三様。
なかなか楽しめました。
トップバッターの梅田さんは若手のホープ的な?
人間はどんだけ早く複雑に動けるのかに挑戦するかのような
目まぐるしいダンスでした。
嫌いじゃないです、こういう系統。
ただ、せっかく体がすごい動きをしてるので、
衣裳がもっとラインの見える服だと良かったのにって思った。
なんだかかなりダボダボしたスーツを着てました。
二組目は大人数だったんだけど、
個人的にはいまいちでした。
というのも、ここは揃えた方がきれいなのに、
ってところが割とバラバラしたのが気になったので。
でも、最後の紙にバーンってなるころは、
ちょっと予想外だったので、おおお!となった。
三組目の山田うんさんたちは、ピアノの生演奏とともに。
やっぱり生演奏はいいですね。
フィギュアスケートのエキシビジョンとかでも最近生演奏をつける
選手が増えてきているけど、なんていうか臨場感があって、
お互いがノってくると、さらにいいパフォーマンスになるのが、いい。
最初は小さく淡々とした踊りだったので、
ちょっと飽きてしまったけど、
徐々に盛り上がってきて、せわしなく動きまわる。
三組の中で一番ストーリー性のあるパフォーマンスだったかな。
個人的にはストーリー性のある方が好きなので、
文句なしに山田さん達のパフォーマンスがこの日のベストでした。
あと山田組は女性二人の踊りがすごくシンクロしてて、
見ていて気持ちがよかったのも、プラスポイント。
とはいえ、ダンスはまだまだ未知の世界。
何が良くて、何がすごいのか、いまいち良くわかりません。
完全自分の好みで、いろいろ書いてますが、
もっといろいろ見れば、また変わって見えるのかも。
次回以降の新国立劇場の公演もチェックしていきたいもんです。
でもとりあえず、次に行くダンス公演(大まかに言うとね)は
フィギュアスケートのNHK杯ですかね。
楽しみです。
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沙悟浄、猪八戒、孫悟空・・・
罰として離れ離れになった仲間は時を越えてもまた巡り合う。
時を駆ける沙悟浄。
全然違う時代背景で出会う昔の仲間。
みんなの記憶は蘇るのか?また仲間として分かり会えるのか?
SFロマン系だけど、案外ノリで突き進む舞台。
@シアターアプル
いやー、見に行ったのは1か月も前なんですけどね。
いろいろあって今日までレビューを書いてなかった。
なので、いつも最初に書いてるあらすじも「こんなんだったっけな~」と
思いながら、なんとな~くな記憶で書いてます。
たぶん、6割違ってる。
とはいえ、先日「49日後・・・」を見に行った八嶋智人さんを
もう一回見に行こうかなーと思って見に行ったのが、きっかけですが、
やっぱりあの人はどこ行っても、あんな感じなのね。
沙悟浄ってあんなにテンション高かったっけ?
って思います。
話は、最初に孫悟空が岩に閉じ込められてるところから話が始まって、
お客さんに話しかけて、会場の雰囲気をあっためてから舞台が始まるんだけど、
その孫悟空役の山崎さんの漫談がおもしろくて、
このまま2時間話聞いてたいな~と思うくらい。
いや、正直、本編よりも面白かったかも。
あと、個人的に好きだな~と思ったのが、
秀吉役の中島さん。
なんか人生いいかげんに生きてる秀吉の感じが好きでした。
シアターアプルには初めて行ったんだけど、
コマ劇場と同じく、古い感じの味のある劇場でした。
舞台は話の内容とかと同じく、
箱やその雰囲気も大事なんだと思うんだけど、
新宿の古い劇場で、
思いのほか、カムカムミニキーナ舞台の
大衆演劇のような俗っぽさ、
お下品な感じがマッチしていたように思います。
あ、あと、この作品のチラシが結構好きでした。
公演後はきちんとお気に入りチラシ入れに入れて保管しております。
チラシの印象と舞台は全く別物でしたが、
チラシにつられて舞台に行くのもいいなと思う今日この頃。
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チェーホフの名作「かもめ」
前衛的な芝居を試みるトレープレフ。
だが、周囲に認められず苦悩する。
彼が恋するニーナは
恋よりも有名になりたい野心に溢れ、
著名な作家トレゴーリンに魅かれていく。
@赤坂ACTシアター
職場を出て、10分で劇場につく。
理想的な近さ。
行ってみたかった赤坂ACTシアターに行ってきました。
劇場の感想としては、急傾斜すぎ!ってとこ。
舞台を見下ろす感じは世田谷パブリックシアターを彷彿させる。
個人的にはなだらか~な感じが好きなので、
もう少し前の席をとるしかないようです。
舞台の方は、平日の仕事疲れで、前半で脱落。
なので、今回は舞台全体の感想というより、
つまみ食い的感想です。
まずは初見の藤原竜也。
想像よりも顔は丸くなく、凛々しく、体は細っこかったです。
会場は竜也ファンが多く、彼が出てくるだけで、
会場の熱気が高まるのを感じた。
印象としては、
舞台なれしてるなーって感じ。
普通のテンションではなく、舞台用のテンションで芝居してて、
声もよく通るし、舞台で育ってきた俳優なんだな~と思った。
ただ、海外作品のせいか、セリフがいちいち臭くて、
海外ドラマの吹替のようなわざとらしいセリフ回しが気になった。
でも、華のある役者さんでした。
ファンが多いのも頷けます。
でも、この舞台で私が一番気に入った役者さんは
ニーナ役の美波ちゃん。
かわいい!めっちゃかわいい!
雑誌とかでアップの写真を見ると、目がギョロとしてて
微妙だと思ってたんだけど、
遠目で見ると醸し出す雰囲気が溌剌としてて
とっても魅力的。
特に一幕で印象的だったのが、
トレゴーリンに向かって言う
「私、有名になりたいの!」のセリフ。
何ともよかったです。
この時代ではまだ珍しかっただろう、
自己を主張する女性の力強さや、
自分の夢を追う女性の持つ輝きが伝わってきました。
声もよく通る、かわいい声。惚れそう![]()
今度出る舞台もチェックしたい役者さんです。
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天下の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)は
真砂のお竜(松雪泰子)が連れてきた
南蛮商人ペドロとアビラに頼まれて
タタラ国のお宝を奪いにいく旅に。
@新宿コマ劇場
先週、『五右衛門ロック』プレビュー公演見てきました。
ずっと見たかった新感線の舞台です。
いやー、間違いない。
間違いなく、おもしろい。
まぁ、展開も登場人物のキャラクターも
目新しさは全くないんですが、
その「ザ・王道」な感じが安心するっていうか、
要するに間違いないんですよ。いろいろと。
今回の私の楽しみは
森山未來くんの身体能力を大野智のそれと比較すること。
時代劇とロックの融合というありえない馬鹿馬鹿しさを体感すること。
だったんだけど、
それ以外にもグッときた部分は多々あり。
まぁ、それを一個ずつ反芻していきたいと思います。
まず、森山未来くん。
さすがの体の切れでした。
実際身長がどれくらいかは知らないんだけど、
動いてると大きく見えるね。
意外や意外(?)会場には未来ファンが多くて、
殺陣のシーンになると
「待ってました
」とばかりに黄色い声があがってました。
個人的な評価としては
型の美しさ&見栄え:森山>大野
キレ&動きの速さ:森山<大野、って感じかなぁ~。
ダンス教室の息子さんだけあって、動き一つ一つが
ダンスの型のようにビシッとなるのはさすがでした。
でも、人間早送りのような動きは
やっぱり大野智のお家芸なんだなと思い、
もう一度「テンセイクンプー」のDVDを見たくなったのでした。
あと、時代劇×ロックですが、
今回はそれがもうメインだったので、
終始楽しかった。
舞台なんだけど、客席はロックコンサートのような盛り上がりでした。
もうね!濱田マリさんの歌声が可愛らしい!
「あなたは小さいの~」の歌は私の中でNO.1ソングですね。
小さいけど好きよっていう愛情溢れる歌です。
何が小さいかは本編を見てのお楽しみですが。
あとはホッタル族の歌もよかった。
癒し系です。
ホッタル族は二部でようやく出てくるんだけど、
一部でつまんねって帰りたくなっても
帰らない方がいいですよ、まじで。
二部から断然おもしろくなるんです、この舞台。
ホッタル族を見なきゃ損です。
ホッタル族とからむとどんな人もいい人に見える不思議。
歌も切なく、グッときます。
どことなくトトロの森の匂いはするけど、
そこら辺が日本人的定番グッとくるスポットなんでしょう。
キャラ的に好きだったのは、
ペドロとアビラ。
胡散臭すぎるところが大好きです。
あと、江口洋介さん演じる左門字。
五右衛門を追っかける役人なんだけど、
「あいつ、バカだろ」って五右衛門に言われる抜け加減がおもしろい。
クガイ役の北大路欣也さんは
さすがの貫録でしたが、
昨今のCMの影響で、目を閉じながら声を聞くと、
そこに白犬のお父さんの姿が浮かんでしまって
どーにもこーにも締まらなかったな~。
CMの威力は恐ろしい…。
ともあれ、
難しいこと考えずに楽しめる舞台の究極の形。
完璧なるエンターテイメント作品。
セットも出演者も豪華で、
インディーズバンドではなく、
トップアーティストの東京ドーム公演を見に行ったような
完成度と距離感を感じる舞台でしたね。
舞台にもいろいろあるんだなと改めて感じました。
冒頭でもいいましたが、
間違いなくおもしろい、いい舞台です。
でも、時には、間違いのある舞台の方が
記憶に残ったりするもんで、
一緒の空間に居て舞台を作ったっていう気がするもんで、
そんな未完成な部分も見たかったなぁと思ったり。
もうちょっと小さい会場で、
もうちょっと未熟なお芝居の方がなんとなくワクワクするのかも。
そんな私にはやっぱり
安っぽい新感線と言われるきだ舞台があってるんだろうか。
そんなことを思いながら帰ってきました。
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嵐のアルバム「Dream-A-Live」を引っさげた
5大ドームツアー
の東京公演。
@東京ドーム
行ってきました。
初!嵐のコンサートでございます。
今年の我が家の目標が
「家族で嵐のコンサートに行く」というものだったので、
我が家的にはなんというかかなり達成感。
今年はやりきったぜ!みたいな気分です。
いやーもう楽しかった!
東京ドームだし、初めてだし、
勝手がわからなくて、嵐も遠くて盛り上がれるのかな?
と心配しながらいったんだけど、
そんな心配ナッシング!でしたよ。
横と前のお姉ちゃん集団がベテランさんだったので、
こっちも盛り上らなきゃソンソンって感じで、
その方たちの盛り上がり方を見様見まねで真似たら
案外いけるもんでした。
DVDで見てたハダシの未来の踊りもできたし、大満足でした。
コンサート自体は照明がすごくきれいで、
特にシリウスの演出が好きだった。
会場のペンライトの揺れ具合がきれいで、
ドームの天井の満天の星空もきれいで雰囲気最高でした。
紫って色がよかった。
演出といえば、5人で宙づりになるところで、
空中で上がったり下がったりしながら
縦の平面でフォーメーションを変えるのもおもしろかった。
あとはエコソングからOnce Againへの流れが
「未来はまだ変えられるかな」→「未来はまだ変えられる」っていう
問いかけとアンサーソングみたいになってて、
一つのメッセージとして心に残った。
それとYOUR SONGとニノの誕生日ソングを会場で一緒に歌えて
すごく温かい気分になった。
YOUR SONGはまんまと乗せられてしまってる感じはするんだけど
嵐と東京ドームに来てるお客さんとみんなで歌うから、
感動的な曲になるっていうか、思い出に残るっていうか、
いい曲になるんですよね。ララララいってるだけなんですけどね。
あと、今回驚いたのが、5人ぞれぞれのソロがすごく見応えがあったこと。
正直、DVDとかで見てると別にファンじゃなくても
パフォーマンスとして楽しめるレベルだなと思えるのが
ニノと大野くんとTimeのマツジュンの宙づり部分ぐらいで、
あとはその人が好きなファンだから
一生懸命歌って踊ってかっこつけてるのを見て
おもしろいと感じるレベルだなーと思ってたわけです。
でも今回5人それぞれパフォーマンスとして
カラーがはっきりしてて、完成度も高くて、見ていておもしろかった。
だから、最初から最後まであますとこなく、おもしろかったです!
今回ノリで5人分のウチワを買い、
ペンライトも買ってしまったので、次回も是非行きたいです。
・・・行けるかな?
そういえば、今これを書きながら、
買ってきたパンフレットをまだ開いてないことを思い出しました。
よし!今から見よう!
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パントマイムする二人組、ケッチ!とHIRO-PONによる
しゃべらないSHOW
@仙台市青年文化センター
今月の遠征は仙台でした。
仙台はね、なんか好き。適度に都会で。牛タンもあるし。
とはいえ、この日はあの地震が起きた日。
前日の仕事終わりから直接夜行バスで仙台入りして、
ちょうど朝ごはんを食べ終わって、
温泉行こうと思って、秋保温泉行きのバスを待ってるとこだったんですよ。
でも、こういう時って、案外現地にいると情報がわからなくって
逆にのんきなもんなんだな、
と帰ってきて地震の被害の大きさを知って思いました。
そんなこんなで仙台にいるときの私はのんきそのもの。
一度大きな揺れがあって、落ち着いたように思えたので、
そのままバスに乗って片道1時間の秋保温泉へ。
ボーっと車窓を眺めてると家族や友人から大丈夫か?メールが。
「全然平気だよ~」とか返してたら、
余震が頻発してて、危ないから帰って来い!とか言われて、
でもバスが揺れてるもんで、余震がわからないし、
土地勘ないから途中でバス降りるわけにもいかないし、
目的地についても帰りのバスが1時間後とかですぐ帰れないし、
しょうがないから予定通り温泉を満喫して帰ってきました。
新幹線も午前中は止まってて、午後もダイヤめちゃくちゃだったから
舞台見たら、今日中に家に帰れるのか心配だったけど
まぁなんとかなるか精神でこの状況に順応することにしました。
舞台はね、
なんかよかったですよ。
地震の影響で、
入りの遅れたらしいが~まるちょば一行。
それでも見に来てくれるお客さんのために
「中止」にせず、「笑わせて元気づける」ことを選んでくれた。
なんかその「こんな時だから、やろう」っていう
非常事態な感じが舞台をより盛り上げてた気がした。
もしも余震が起きたときのためか、
場内スタッフの数がいつもより多いことも
異様な風景だったしね。
そしてさすがのが~まるSHOW。
お客さんをいじるののうまいこと、うまいこと。
遅れてきたお客さんに「トイレ?地震?」と問いかけたり、
「お席に案内しますよ」と場内を連れ回したあげくに壇上にあげてみたり、
盛り上がらない一角にブーイングして、
そこの人たちに見せないようにSHOWを進めたり・・・。
前に見たのと、展開は同じでも、決して同じ結末にならないのが、
お客さん参加型のSHOWのいいところなんだなーと思った。
でも後半にサイレントドラマはもう少し工夫がほしいかな。
マイムは上手いけど、展開は普通なんだよね。
まぁでもあのが~まるSHOW見たさに
もう一度いっちゃいそうです。
ともあれ、あの地震は仙台にいても大きな地震でした。
本当、怖かったです。
被災地の一日も早い復興を願うばかりです。
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幼い頃、生き別れた母を探して、世を渡り歩く忠次郎。
母と同じ年代の女性を見つけては、
「昔、生き別れた子はいねぃかい?」と問う日々。
一方、母おはまは座敷のおかみとして華やかな生活を送っていた。
ようやく母にめぐり会えた忠次郎は期待を胸におはまに面会するが、
「おまえなんか息子じゃない」と拒絶される。
@世田谷パブリックシアター
ええと、これは「母を訪ねて三千里」?
すごくいい意味で堅実な地味なお芝居でしたね。
これが草彅剛のカラーなのかシス・カンパニーのカラーなのか。
他の舞台を見たことないんで、わかりませんけども。
この「瞼の母」という演目は
かなり昔から幾度と上演されてきたものらしく、
今回のこのシス・カンパニーのものがどんだけオリジナルを残してるかは
わかんないんだけど、見ていてすごく古くさい印象を受けた。
歌舞伎みたいに「第何幕、第何場、はじまるよ~」って感じに
幕と幕、場と場の間の話の切れがすごくはっきりしているというか、
ぶつ切りな感じ。
それが、昔っぽくていい、時代劇っぽいという面もあるけど、
一方でそこの繋ぎをもっとスムーズにしたら現代っぽい「瞼の母」が
見れて、それはそれでおもしろかったかもなと思った。
気になったのはその辺かな。
逆にこの舞台で気に入ったところは、照明!
断然、照明!
舞台上の明暗や、夜のシーンから昼のシーンへの移り変わりとかが
すごくきれいで、惚れ惚れしてました。
ちょっとこの照明さんのやってる他の舞台も見たくなっちゃった。
話はかわって、
会場の世田谷パブリックシアターには初めて行ったんだけど、
その会場の天井の高~い感じに驚いた。
すごく客席が急斜面な作り。
天井にかなり近い席だったんだけど、ちょっと下見るの怖かったからね。
椅子もおもしろい作りで、変な劇場でした。
とはいえ、平日に舞台を見に行くのは
仕事の都合上かなりキツイのに気付かされた。
来週も一個見に行く予定だけど、果たして間に合うかな…。
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母が死んだ。
気落ちする父。
四人四様に振る舞う娘たち。
葬式後、ぽっかりと空いたような
母のいない家で
残された家族は母の記録をたどり始める。
@銀座みゆき館劇場
なんかすごくほんわかした
人間味のあるお話でした。
話もわかりやすかったし、
現実的だったから、物語に入り込みやすかったかな。
特に家族が決して暗くならずに、
明るく生前の「母」を振り返るところが
温かい気持ちで見れた。
若干人ごとの娘婿(とその予備軍)たちも
どこか調子はずれのいい味を醸し出してたし。
母の死、娘たちの結婚、
止まるもの、動いていくもの、
その対比が物語の肝だったのかな。
夫婦レコード=父と母の思い出のレコード
っていうタイトルなわけだけど、
その裏には
「生きていたときの人生の記録(=レコード)」
の大切さを訴える強いメッセージを感じた。
芝居を見て初めて気づく
レコードのもう一つの意味。
なんとなく考えさせられました。
ただ、最後の父のセリフは
ちょっと説教くさかったけどね。
あと、この舞台は、始まり方もおもしろかった。
今さっきまで係員が立って客をさばいていた場所に、
すっと「父」が現われて、喪主として
観客を葬式に来た人に見立てて語りかけるというもので、
意表をつかれた感じ。
う~ん、小劇場系もいろいろおもしろい舞台があるんだな。
また機会があったら、見に行きたいな。
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画家の小川(佐藤アツヒロ)は
売れる絵と書きたい絵のギャップに悩んでいた。
そこに現れたのは、自由奔放なギャンブラー(小松和重)。
賭けをして自由に人生を生きることを小川に説く。
一方、画商(みのすけ)や友人(永島克)は売れる絵を書き、
現実的に生きるよう小川に諭す。
人生の必勝法とは何なのか…?
@青山円形劇場
いや、シンプルな舞台でした。
話も、いいたいことも、舞台上の演出もこの上なく
スッキリとしていてわかりやすかった。
昨日の昼公演を見に行ったんだけど、
最初かな~り役者さんがグダグダすぎて
プロとしてそれでいいのかって感じはあったけど、
そのグダグダ感がちょっとだけおもしろかった。
特に小松さんが足を椅子に絡めて遊びながらしゃべるシーンで
足が椅子から抜けなくなるというハプニングが!
アツヒロさんと苦笑しながらどうにか話を進める姿がおかしかった。
「ど~しちゃったんだ、今日は!」を連発してました。
あと、個人的に演出がすごく気に入った作品だった。
円形劇場にはこういうシンプルな舞台構成が合うんだなと感じた。
ロープの使い方が印象的だったんだけど、
ギャブラーが小川さんに自由な人生を説くシーンで
舞台上に繋いであったロープをはずして観客の頭上まで揺らすんだけど
暖色系ライトとロープで表わされる解放感がすごくしっくりきた。
かと思えば、画商と友人に責められるシーンでは
ロープでがらん締めな小川さん。
これはまぁベタな感じはするけど、
ロープ一つでいろいろ表現できるんだなってちょっと感心。
最後の方でギャンブラーの言った
「ギャンブルの必勝法、それは勝つまで辞めないことだ」
っていうのはある意味人生にも通じるところがあるんじゃないかな。
ネバーギブアップですよ。何事も。
そんなことを感じた舞台でした。
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自殺したおばあさんの家の片づけにやってきた「何でも屋さん」。
遺族から依頼を受けたという葬儀屋のお姉さんは
彼らにおばあさんの土地の権利書と実印を探すようにいう。
果たして、権利書と実印はどこにあるのか…?
@愛知厚生年金会館
舞台を見るために名古屋にいったわけじゃない。
ひつまぶしを食べるために名古屋に行って、
ついでに舞台を見たって感じ。
そういう気軽さで見に行った舞台。
だから内容に対しても、
なんかすごい感動を求めてっとかではなく、
ちょっとした日常の息抜きになるような笑いがあればいいや、
というような感じ。
まぁ、そういうテンションで見て正解、だったかな。
何でも屋に扮する
古田新太さん、八嶋智人さん、池田成志さん、松重豊さんは
なんでもないやり取りを抜群におもしろくする技がすごい。
ストーリーとかそういうもの関係なく、
強面なのに幅広いテンションの芝居ができる古田さん、
動いてナンボの八嶋さん、
奥深いオカマキャラがはまってる池田さん、
天然クールな松重さん、
っていう期待通りのキャラクターが舞台上にいるわけなんです。
だから見る方としては
安心して見れるんですよね。
欲を言えば、
もっと意外な何かが欲しいって感じはしないでもないけど。
「ビックリ」がいささか足りない気はしました。
まぁでも、期待通り、大いに笑わせてもらえて、
今期見た中で一番役者がしっかりした舞台って感じでした。
個人的に松重さんの天然クールなキャラが
すごくツボなので、次回の出演作もチェックしたいと思っとります。
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とある戦争中、慰問のために国外の駐屯地に連れてこられた芸人4人。
しかし、4人は戦争に加担するネタを嫌って座長を置いて
駐屯地から脱走し、森の中の鉄塔に住み着いた。
もう少しで戦争も終わり。日本へも帰れるはず。
でも、もし見つかったら…?
生と死の狭間で彼らがすることは、帰国後の公演のネタづくりだった。
@青山円形劇場
2月に土屋さんの出てた「ウラノス」を見て、
なんか眉間の動きのおもしろい人だなーと思って、
今度は自分のユニットでのプロデュース公演をやるということで、
場所も円形劇場だし、見に行ったわけです。
でも、ウラノスはどっちかっていうと渋い客層だったんですが、
今回は客席が華やか!
ジャニーズ舞台を見に行ったときと同じような雰囲気ね。
そうか、そういうファン層の役者さんだったのか、と
驚いてました。
勝手に体育会系のおにいさんファンが多いと思ってたもんで。
会場に入ってもう一つ驚くのはセット。
あぁ!まさしく鉄塔だ!って感じ。
天井までどーんとそびえる鉄塔は迫力満点でした。
その鉄塔の階段をいかしたコントもよかったな。
お話自体は、家に帰ってきて以前もらったチラシを見ながら、
「あぁそういう話だったのねー」と思ってるわけですが、
まぁ、あんまり中身はない…かな。
見どころは、脱走芸人4人に
小須田康人さん演じる脱走兵を加えた5人の掛け合いかな。
流れっていうより場面場面がおもしろいって感じ。
一番のツボは
土屋さん演じる吉村の「ブーケを投げる花嫁」のパントマイム。
やっぱ、この人キモおもろいなーって思った。
でも全体的にはコミカルにもシリアスにも振り切れない感じで、
ぬる~いテンションの舞台だったかな。
でもやっぱり汗だくで演じる役者さんを生で見るというのは
なんかワクワクするもんです。
円形劇場の狭さバンザイ!
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ケッチ!とHIRO-PONによるパントマイム中心のパフォーマンス。
観客とかけあいながら小ネタを披露し続ける“が~まるSHOW”と
ストーリー性のあるサイレントドラマ3本。
@関内ホール
ウィークディの疲れを週末の笑いで吹き飛ばす、
最高のパフォーマンスでした。
特に最初の”が~まるSHOW”は
観客参加型のパフォーマンスで
遅れて入ってきたお客さんをからかったり、
2階席のお客さんとかけあったり、
一緒になって楽しめるのがおもしろい。
そのときのお客さんのノリで展開もかわるんだけど、
ノらないお客さんやノリすぎちゃうお客さんの扱いもすごく上手くて
ハイテンションでちょっとシュールなSHOWの雰囲気が
壊れないのがすごいと思った。
ま、それがプロなんでしょうけど。
後半のサイレントドラマ?コント?は
前半のが~まるSHOWと比べると「笑う」っていうより
「見る」って感じで、私はSHOWの方が好きだった。
でも最後の「ボクサー」という話は
すごく長いんだけど、
パントマイムの様々な動きの要素を
話の中に全部組み込みました!
って感じで矢継ぎ早に出てくるその動きの数々に感心しきり。
特に試合のシーンは半裸なので、
その動きをやってのける筋肉の動きがよく見えて、
筋肉好きとしてはたまりませんでした。
この日は横浜大道芸フェスの日だったらしく、
街角で様々な大道芸人がパフォーマンスをやってたんだけど、
そういう大道芸って見てからお金を払うから
おもしろくなくてもおもしろくてもいいっていうか、
そういう気軽なとこあると思うんだけど、
が~まるちょばの場合は予めお金を払って見に行くわけだから
やっぱりその辺のレベルの差っていうか
こんなに楽しませてくれるのかっていう幸福感がすごくあった。
月曜からまた仕事がんばろう!
そう思えるエネルギーをもらえたパフォーマンスでした。
また行きたい!
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嵐・大野智主演舞台、初のDVD化。
プーシリーズ第3弾。
タイムスリップの実験台にされた風峰薫(大野智)。
モルモットにされることに反発して
逃げた先は1683年。江戸時代初期。
そこで芝居一座に身をやつしながら
徳川倒幕をねらう真田十勇士の残党と出会う。
薫はそこで彼らの仲間サスケと間違われ、
彼らを倒しにきた伊賀者との戦いに巻き込まれる。
戦力にならない薫をかばって
次々と死んでいく真田十勇士。
そして
再び現代に無理やりタイムスリップさせられた薫は
彼らが死んだことで歴史の変わった現代を目撃する。
薫は再び1683年へ。
彼らを助けるために、歴史を戻すために。
アマツカゼ、テンセイクンプーと立て続けに見て
少しずつこのシリーズ自体の色がわかってきた、
…ような気がします。
メッセージはいつも単純明快。
「この世はラブ&ピース。
人を殺し合うエネルギーがあんなら他のことに使いましょ。」
絶対的平和主義。
それがこのシリーズのテーマなのかな。
それに個々の作品のメッセージが付加される。
この作品の場合は
「あなたが生きることが次の世代につながっていく」
という生きる意味を説くこと。
残念ながら、センゴクプーとバクマツバンプーは見てないから、
あらすじとか設定をしってる程度なんだけど、
この3作目は前2作がちょっとずつ出てきて、
それぞれの話とのリンクが楽しめる。
その辺がシリーズものの醍醐味だなーと思った。
(だからちょっと見てないと切ない…)
この話は
一幕で経験した過去を変えるために
二幕でもう一度薫が同じ過去を体験する
っていうものだから、
観客としては全く同じ展開を二度見ることになる。
まぁよくある手法のような気がするけど、
観客側がその先のストーリーをわかってるんだけど
その予想する展開からちょっとずつずれる展開っていうのが
絶妙というか、おもしろい。
全体的に話は単純だけど、
戦隊ものとか水戸黄門とかそういう類の
王道的なオチとわかりやすい展開ってのが
この作品の色なんだと思う。
だから、これはこれでいいのかな。
誰も子供向けの戦隊ものに
文学作品のような複雑な人間模様を求めないのと同じで。
難しいこと考えずにスカッとする舞台って感じ。
というわけで
作品の肝になってくるのはアクションシーンですが、
個人的にはアマツカゼ<テンセイクンプーです。
アマツカゼの斬って斬っての凪もすげー!だったけど、
テンセイクンプーの薫は
「コートの力に操られて」っていう設定だから
その操られてる感じがうまい。
パントマイムの人みたい。
顔は情けない薫なのに、体は戦闘ロボットみたいなキレ。
その芸の細かさからテンセイクンプーの方が好き。
あと、ギャグのテンポの良さもいい。
敵役すらもギャグ満載ってのがおもしろくて、
みゆきと半蔵のカツラシーンがマジでツボです。
あと三好兄弟の掛け合いとかも細かくおもしろい。
武田義晴さんはいつもこういう役回りなのね。
でもやっぱり舞台セットはわくわくしないなー。
せっかくの青山劇場なのに、舞台の前半分くらいしか使ってない。
劇場の機能も全くいかしてない。
セットは質素に!舞台上の表現は人海戦術!ってのが、
きだつよしさんの演出の特徴なのかな…。
まぁアマツカゼとテンセイクンプーに共通する
伝えたいことをわかりやすく言うテイストは好きなんで、
総じてテンセイクンプーもおもしろかったですけどね。
こうなると、
全てのおおもととなっている「センゴクプー」を
すんごく見てみたい今日この頃です。
テンセイクンプーの中でちょっとセンゴクプーが再現されてるけど、
WOW!でみんなで踊るシーンがすごく好き。
ああいう時代劇なのにロックで踊っちゃう!っていう
わけわかんなさが大好物です。ミュージカル風味で。
(IZOも一番好きなのは坂本竜馬と芸者ダンサーズのシーンだし)
またWOW!の歌詞もいいんだよね。
「♪ハジケるんだ ギリギリまで~
難しいこと考えずに~」
ってすごくプーシリーズのテーマに合ってるなぁと思う。
まじ、DVDになってくんないかな、センゴクプー。
いや、むしろ再演してくれないかな。
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大野智×きだつよしによるプーシリーズの第一弾「センゴクプー」の
刀を持たずに弁で戦う主人公、風助の過去の話。
なんで刀を持つのを辞めたのか?が明かされる。
プーシリーズの第四弾。
両親を殺し、妹りん(芦名星)をさらった敵、
山城不動(佐藤アツヒロ)のもとに仕えながら、
妹をとり返し、復讐する機会をねらう凪(大野智)。
そんな凪が
刀を持って戦うことの馬鹿らしさを説く
虱(きだつよし)という男と出会って
いろいろ経験して変わってく話。
@青山劇場
素晴らしいです、大野智。
いや、当初はキレのある殺陣が見れればそれでいっかなー
くらいの軽い気持ちで見に行ったので、
そのクールで終始感情を抑えめな男、凪の演技が
期待以上でした。
映画では何回か演技を見たことはあったけど、
いつもちょっとムラがあって、
いい芝居するシーンもあれば、だ、大根…と思うシーンもあり、
総じて演技は不慣れなのかなと思っていたのです。
特にダメなのがセリフ回しで、
表情や体の動きはわりといいのに残念だなーと感じていたんだけど、
舞台では違うんですかね?それとも上手くなったのかな?
セリフ回しがとにかく良かった。
凪の言う一言一言が自然ですっと舞台に入っていけた。
この舞台はかなり凪の出てくるシーンが多いので、
大野くんではなく凪だと自然に思えることがまず最初のハードルで
それが自分的に見事に越られて、よかった、よかった。
んで、話なんですが、とにかく感情が熱い。
登場人物それぞれに思うところがあり、強い気持ちがある、
というのはどのシーンも飽きさせないものだなと思った。
特に一幕はあっという間で、
休憩時間中も「早く続きが見たい!」とわくわくしてた。
で、思った以上に登場人物に愛着をもって見てたみたいで、
最後次々といなくなるシーンでは本気で悲しかった。
もうね、直視できないくらい。
特に仁雷(武田義晴)と陽炎(松本まりか)のシーンとかね。
ただ、惜しいな、というか残念だなと思うのは、
それこそ先日見たIZOと比べてしまうと青山劇場の広いステージを
目一杯使えてない印象があった。
IZOの時はそのセットの構造のおもしろさにわくわくしたんだけど、
今回のセットはちょっとちゃっちいというか、おもしろさに欠けるというか
「そこがチケット代2000円の差なのか?製作費の違いなのか?」
と真剣に考えてました。
あとはちょっと虱がおいしい役過ぎたな、と。
凪が刀を持つのを辞める理由が全て虱の哲学で説明されていて
すごく話の流れに都合のいい役になってて、
そのつじつまを合わせるためか
登場人物の中で一番説得力のない役になってた。
特に後半虱の過去が明かされるシーンでは、
それでも凪がその哲学を継承したくなるような魅力が
虱自身にあんまりないと個人的に感じた。
だから、凪が刀を持つのをやめる辞める理由っていう
話の中で最も核にならなきゃいけない部分が
こじつけくさく感じてしまうという…。
虱には「悪いことをした。俺を斬れよ」くらい言ってほしくて、
それに対して凪が「そんなんできねえよ!」ってなる方が
おもしろいのにと勝手に話を膨らましてました。
あとは妹のりんね。
もうちょっと最後の豹変ぶりを序盤から小出しにした方が
見てる人に「ああ、凪が空回ってるなぁ…」ていうのがわかりやすくて
よかったんじゃないかなって思った。
とまぁ、ストーリー的には
もうひとひねりもふたひねりもほしいところだけど、
とにかく主要登場人物7人の感情が強く熱く描かれてて、
本当に人物に魅力のある演目だなーと思った。
特に、
陽炎は重い話の中で、アクセントになるような
明るさと前向きさとガッツのある感じがよかった。
凪に対して本当に一生懸命で、最後の凪との別れのシーンにジーンときた。
仁雷はお笑い担当でもあり、スーパーマン的なお助け部隊でもあり、
陽炎との夫婦漫才がおもしろかった。
山城不動はちょっとビジュアル系で(笑)。
悪いやつなんだろうけど、憎みきれない、
心底悪いやつにも思えない、そんな人物だった。
ちょっと天然な不動の手下、影村(西ノ園達大)も好き。
「顔が近ーい」っていうのが。
りんも美しくってよかったです。
それと悪い人に豹変してからがよかった。「悪!」って感じ。
そして凪。
「もう俺は刀を持たないんだ」って決意する最後のシーン。
セリフを細かく覚えてないんだけど、
一言一言噛みしめるように話す凪が印象的だった。
一幕で虱が言った
「同じ火薬でも西洋では大砲を作り、東洋では花火を作った」
っていう言葉が思い出されます。
平和主義って、一種のロマンですよね。
武力を放棄する勇気。
いつの時代も難しいテーマです。
実は今日、誕生日だったのですが、
誕生日に舞台を見るというのは
いい舞台だったら「最高だー」と思えるけど、
ダメな舞台だったら「せっかくの誕生日なのに…」って
なるわけで、一種のかけだと思ったんだけど、
結果は大満足。
おもしろかった!最高の誕生日でした。
役者のみなさん、スタッフのみなさん、
いい舞台を見せてくれてありがとうございました。
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2006年11月、
ダンストリエンナーレTOKYOで上演された作品の改訂版。
美加理によるダンス・パフォーマンスと
種子田による音響パフォーマンスのコラボレーション。
@青山円形劇場
これはね…申し訳ないがすごく眠かった。
ここんとこ寝不足だったからかもしれないけど、
いや、でもね、刺激的だったら眠くならないと思うんだよね。
現に私の向かいのおじちゃんたちも数人うとうとしてましたよ。
最初、暗転してから数分間ひたすら音だけが続くとか、
「静」の部分がものすごく「静」で凝視し疲れるとか、
(一体いつになったら動くんだよ!っていう…)
いろいろ要因はあるんだと思うけど。
テンポが好きなテンポじゃなかったのかも。
もっとバーって駆け抜けるような躍動感あふれる演目かと
勝手に思ってたんだけど、
「静」「静」「動」「静」「静」「静」…みたいな構成でした。
しかもこの「静」と「動」の切り替えが唐突というか、
理解力不足で何を表現してるのかちょっとわからなかったり。
小難しすぎて途中で読むのを投げ出したくなるような
古典文学作品を読んでるような感覚でした。
以前やった演目の改訂版ってことだけど、
きっと円形舞台用に構成が変わったって感じなのかな。
まぁ、美加理さんの背中の汗や、
クッと力の入った筋肉の動きが間近で感じられたのは、
エキサイティングな感じだった。
種子田さんの音楽も、
ドラマチックでなかなかおもしろかった。
問題は構成かな…。
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ある姉妹が住む家の裏庭をほったら、
落ちたものを何でも飲み込む穴が出現した。
その事実を知らずに、
借金のかたに裏庭の土地をうってしまう姉。
そして、その穴は
危険な廃棄物の処理に利用される事となる。
しかし、その穴に入ったものは、
50年のときを経て、再び同じ場所に出現することがわかって…。
@青山円形劇場
あれ?
以前もらったパンフレットに書いてあるストーリーと
全然っ違うんですけど。
その内容をちょっと覚えていただけに、
最初は???って感じでした。
前情報は時として仇となるね。
ストーリーとしてはわかりやすく、おもしろかった。
少し考えさせられたしね。
演出が先々週見た「IZO」と同じ青木豪さん。
先々週はぐるっと回る舞台装置に驚かされたけど、今日は上下に生まれた不思議空間に驚かされた。穴に落ちたものが音もなく消えるのはどういうしかけなんだろうと結構考えました。すっっごいフカフカのマットが下に敷いてあるとか、軍手つけたスタッフがキャッチしてるとか(この案は人が落ちても音がしなかった時点で消えたけど…)、いろいろ。おまけに、入れたバケツの下半分がなくなったり(下でスタッフが一生懸命ちゃんとしたバケツと下半分がないバケツを付け替えてるor最初から下半分がとれるようになっていたとか?)。こういうカラクリってどうなってるのかなーってすっごい考えちゃう。
役者さんたちも、掛け合いがコミカルで、特にいわゆる悪役の古畑(今井朋彦さん)と八雲(土屋裕一さん)のやりとりがおもしろかった。鳩実験のくだりが一番好きだった。あと、過去から来た男(大河内浩さん)と婦警さん(岩本幸子さん)のやりとりもおもしろかった。なんていうかテンポがいいので見ててあきない。というか、テンポがよくないと見てて飽きる!
一番好きなシーンは、廃棄物処理班がダンス風に登場し、廃棄物を穴にリズミカルに入れてくシーン。きれいにターンをきめて設営してく様にうっとり…。まぁ、ようはそういうダンサブルな感じが好きなんだけど。「IZO」も一番好きなのは吉原で坂本竜馬(池田鉄洋さん)が踊るシーンだったり。なんかミュージカル見に行けばいい気がしてきた!よし行こう!
んで、ウラノスの話に戻りますが、
全体的には1時間45分の中にうまくまとまった話で、よかった。
ただ、一番気になったのが
「果たして円形劇場である必要性は…?」
何しろ触れ込みが「円形劇場という特殊な空間を使った新しい作品をプロデュース」ってことだったので、もっとこう360度を使った驚きがあると期待していたのだけど、特にそういったことはなかったかな。まぁ、舞台の向こうに観客が見えるのは新鮮だったけど。気づくと観客観察に走ってしまうほど。それはそれでおもしろかったけど。いろんな人がいて。ただ、劇としてね、そこがちょっと物足りなかったかな。
でも、まぁ、楽しかった!
また青木さん演出作品見てみよっかな。次は何だ?
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誰かを探してる男S。
5人の人間が摩訶不思議な空間で
追いつ追われつ…
@ベニサン・ピット
この舞台を一言で表すなら、
?
一言じゃないね、一文字だ。
ともかく、セットがすごい。
箱型のセットに、上下左右無関係に入り口や家具が配置されてる。
戸棚かと思えば、入り口で、
壁かと思えば、カウンターで、
引き出しかと思えば、階段で、
椅子や机が道になり、
登場人物が上へ下へと移動する。
方向感覚が狂ってくる感じ。
昨日見た「IZO」がたくさんの大掛かりなセットを使って、
ダイナミックに場面転換していくのに対して、
今日の「空白に~」は、
限られた空間、物を使った、まさにマジック!
人については、
やっぱり演技って難しいなと思った。
今日のようなダンス要素に溢れた劇だと、キレのよい、リズムにあった体の動きももちろん重要だけど、やっぱり劇としてストーリーがある以上、特にこの劇はセリフがないから感情を雰囲気で表さなきゃいけないと思うんだけど、それが薄いなぁと思った。無機質さを目指してるのかもしれないけど、それもちょっと中途半端で。体の動きが抜群にいいんだけど、いまいちストーリーや登場人物の感情が分かりづらかったのはそのせいかも。
唯一、ちっちゃいおじさんだけは、うまいな~と思って見てたら、その人が演出家の小野寺修二さんだったのね。ダンスと演技両方できてたのは、その人だけだったかも。
…てか、小野寺さん!写真と全然違うじゃん!
でも、さすがに首藤康之さんと梶原暁子さんのダンスはおもしろかった。
ソロでの見せ場は1回ずつしかなかったんだけど、
もっとあってもよかったんじゃないかなーと思った。
それにしても、
見てる最中も「???」
見た後も「???」ってなる舞台でした。
でもそれが何か快感!
会場も雰囲気があってよかった。狭かったけども。
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岡田以蔵。
またの名を「人斬り以蔵」
幕末の世で、暗殺者として恐れられた人物。
その岡田以蔵が、
尊皇攘夷の志を持って上京し、
時代の流れに飲み込まれていく様を描いた
時代劇。
@青山劇場
見てきました!以蔵!
最近友達が「舞台っておもしろいよ~」とやたら言うので、簡単に影響されて、よっしゃー!リフレッシュ休暇に入ったら絶対いろいろ見に行くぞ!と思ってたので、これがその第一弾です。
チケットを譲ってもらえて幸運でした。しみじみ。
で、肝心のお芝居はというとですね…
おもしろかった!!
意外にちゃんと時代劇で。
まぁそれがよくもあり、悪くもありなんだけど、全体としては違和感なく見れた感じ。歴史に結構忠実だったからかもしれないけど、話の筋がわかりやすくて、途中「え?どゆこと?」って疑問を感じることもなく、「誰だっけこいつ?」って思うこともなく、話の世界に入り込めた。脚本がよかったのかな。
一つ気になったのは、以蔵の「なんちゃない」。特に後半、連呼されすぎてて、「これがこの劇のキーワードだ」ってのが見え見えでなんかやだった。もっとさりげなさが欲しかったかな。
あとは、もう、舞台セットに感心しきりでした。舞台の中央部が回るんだけど、驚くほどスムーズに場面がガラって変わるんだよね。あとスクリーンも多用してて。すごく複雑なセットだったと思う。特に殺陣のシーンで、町並みを縫って追いかけっこをするときにセットごと回るのが、ダイナミックだな~と思った。最近の舞台って凝ってるね!って比較対象が数年前地元で見た「ヘレンケラー」なんで比べものにならないんだけど。大道具さんってすごいね。2階席だったから微妙に見えるんですよ。次のセットを準備してるのが。(見えていいのか!?)それが何だか気になって。ワクワクして。舞台っていう空間も時間も限られた中で、場面を展開していくのって本当マジックだよね。これ考える人の頭の中見てみたい…。
演者について。
坂本竜馬役の池田鉄洋さん。名前は知らなかったんだけど、癖のあるあの顔TVで見たことある!って顔とかよく見えない2階席からでも思うくらい、存在感というか、雰囲気がありました。すごいコミカル。坂本竜馬ってこんな人!?って思うくらい。後半とか、竜馬が出てくるのが楽しみだったもん。一番好きなのは、ミュージカル調の吉原のシーン。あそこだけ、時代劇じゃなかった(笑)。毒毒しいライティングがよかった。
あとは、森田剛さんの以蔵。以蔵のみすぼらしくて、頭空っぽで、中身ない感じが、なんかものすごく合ってた(失礼)。「斬るしか脳のない男」っていう。はまり役だなぁ。ダンスが上手いらしいので、殺陣もきっとうまいんじゃないかなと思って楽しみにしてたんだけど、ちゃんと殺陣でした。血しぶきはどうやってるんだろう…。
まぁ、全体的な感想としては、劇全体を通して「ちゃんと時代劇」過ぎて、なんか昼のテレビ東京を見てるような錯覚に陥っちゃって…。まぁそれが最初も書いたけど、違和感を生まないという意味でよいところでもあり、逆にちょっと物足りないところでもあり、もう少し時代劇の殻を破った部分があってもおもしろかったんじゃないかなと思った。だから以蔵の殺陣とか、ありえないくらいアクロバットでもおもしろかったかも。
とはいえ、見終わった後、
「見に来なきゃよかった」ではなく、
「見に来て本当によかった!」と思えたので、
もう大満足です。
33人の役者さんと、裏方さんに感謝です。
劇団☆新感線の舞台また見たいなー。
今度はこれまた身体能力に定評のある森山未夾さんが出るらしいので、
まじで見たい。
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